042-312-0378
042-312-0378
JR・西武線国分寺駅より徒歩2分 メールでのご予約
メール

自律神経症とは?

自律神経症とは?

  • 自律神経症(自律神経失調症)とは
  • 自律神経失調症はこんな病気
  • 自律神経失調症の原因
  • 自律神経のしくみ
  • 頭痛・肩こり
  • しびれ
  • 不眠症
  • 生理痛・生理不順
  • イライラ・感情の不安定

自律神経症(自律神経失調症)とは

自律神経失調症は、その病名の通り、自律神経(無意識のうちに体の諸機能をコントロールしている神経)のバランスの乱れが原因となって起こる疾患です。その症状は頭痛や肩こり、めまい、不眠、下痢、発熱、イライラなど、人によって様々です。
周囲に合わせて他人の期待に応えようとする人、生真面目な人、責任感の強い人などに多い疾患と言われています。自律神経失調症にみられる諸症状は、「これ以上頑張り過ぎて症状が悪化すると倒れてしまいますよ」という身体からの警告信号と捉えることもできるのです。

自律神経の乱れによって身体に現れる諸症状

自律神経失調症の人に起こりやすい症状には、下記のようなものがあります。まずは身体に出ているサインを自覚することが大切です。

・頭痛 ・肩こり ・しびれ ・不眠症 ・生理痛 ・生理不順 ・イライラ ・感情の不安定 ・めまい ・耳鳴り ・微熱 ・冷え ・顔のほてり ・下痢 ・便秘 ・腹痛 ・吐き気 ・胃痛 ・食欲不振 ・咳 ・動悸 ・息切れ ・疲れやすい ・だるい ・多汗 など

自律神経失調症はこんな病気

自律神経失調症がどのような病気なのかについて、具体的な症状をまじえながら説明していきましょう。

自律神経失調症はこんな病気

人間には自律神経という神経があり、心臓を動かしたり食べ物を消化したり、汗をかくなど、自分の意思ではコントロールすることができない働きを司っています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、この二つの神経は下表のように、それぞれ対照的な働きをしています。

交感神経
主に活動したり緊張したりするときに働く神経で、脳や体を動かして、心身ともに活動性を高めます。
副交感神経
リラックスしたり、休息したりするときに優位に働く神経で、内臓を動かしたり、血管を拡張させたりします。

交感神経と副交感神経のバランス

例えば、昼間仕事をしているときは交感神経が優位に働き、副交感神経の働きは抑制されています。そのため心身ともに緊張し、活動的になります。夜になると交感神経の働きは収まって副交感神経が優位に働きます。すると心身ともにリラックスして、休息したり眠ったりすることができるのです。この二つの神経は同時に優位に働くことはできず、どちらかが活発に働いている際には、もう一方の働きは抑えられています。
こうして交感神経と副交感神経は互いにバランスをとり合いながら協働しているのですが、何らかの原因でこのバランスが崩れてしまうと、自律神経失調症を発症して、様々な症状が出現してきます。

自律神経失調症には4つのタイプがある

交感神経と副交感神経のバランスが乱れる病気が「自律神経失調症」ですが、症状によって大きく次の4つのタイプに分けられます。

心身症型
仕事や人間関係などのストレスによって発症するタイプです。完全主義の人、頑張り過ぎる人、周囲に合わせ過ぎる人、嫌と言えない人などに多く見受けられます。
抑うつ型
抑うつ感があり、無気力、意欲低下などの精神症状を伴います。発症しやすいのは、職場の異動や転職、定年、引っ越し、家族との離別など、生活の中で大きな変化があった時です。生真面目で几帳面、責任感の強い人や完全主義の人に多く見られます。
神経症型
心理的なことが原因で発症するタイプです。神経過敏で、些細なことをひどく気にかけたり、不安にかられてしまったりする人がなりやすく、症状は悪化しやすく長引きやすいのが特徴です。身体症状だけでなく、イライラなどの精神症状も現れがちです。
本態型
生まれつき自律神経のバランスが崩れやすい人が発症するタイプです。ストレスや心理的原因が無くても発症することがありますが、このタイプはあまりみられません。

自律神経失調症の原因

自律神経失調症の発症には、いくつかの原因が関与しています。そうした原因について解説し、また自律神経失調症になりやすいタイプについても触れておきます。

自律神経失調症の一番の原因はストレス

自律神経失調症になるには、いくつかの原因が関与しており、過度なストレス、環境変化、生活リズムの乱れ、ホルモンの影響などが挙げられます。
なかでも、特に影響の大きいのがストレスです。人間が生きている限り、何らかのストレスを受けるのは、やむを得ないことです。しかし、ストレスが高じてくると、常に精神的な緊張や不安を感じるようになってきます。つまり、いつも交感神経が優位に働いている状態になるわけです。こうして交感神経と副交感神経のバランスの乱れが生じ、自律神経失調症を発症しやすくなるのです。

環境変化や生活リズムの乱れに要注意

人事異動や転職、定年、引っ越しなどの環境変化も自律神経のバランスに影響します。こうした変化は、たとえ嬉しいことやおめでたいことであったとしても、心理的なストレスになりうるからです。
生活リズムの乱れも、自律神経のバランスを崩す原因になります。通常、自律神経は、日中は交感神経が主に働き、夕方以降になると副交感神経が優位に働きます。しかし、毎晩夜遅くまで起きていたり、昼夜逆転の生活をおくっていたり、睡眠不足が続いたりすると、やがて自律神経のバランスは崩れてきます。

女性は更年期時に発症することが多い

女性ホルモンのバランスが崩れても、自律神経失調症を発症しやすくなります。女性ホルモンも自律神経も、ともに大脳の視床下部という部分でコントロールされているからです。女性ホルモンのバランスが崩れると、その影響をそのまま受けて、自律神経も乱れやすくなるのです。そのため、女性ホルモンのバランスが大きく崩れる更年期の渦中にある女性は、自律神経失調症を発症しやすいと言われます。

自律神経失調症になりやすいタイプ

下記のように、自律神経失調症には、なりやすい性格というものがあります。こうしたタイプの人は、無理をし過ぎたり、自分の感情や意思を表に出さずに我慢してしまったりして、ストレスを溜め込みやすい傾向があります。また、自身のちょっとした体調変化も気にかかり、今度はそれがストレスとなって、さらに症状を悪化させてしまう悪循環にも陥りがちです。

・完全主義の人 ・頑張り過ぎてしまう人 ・頼まれると嫌と言えない人 ・無理をしてまでも他人の期待に応えようとする人 ・生真面目で几帳面な人 ・責任感が強い人 ・落ち込みやすい人 ・神経質で些細なことが気になる人

自律神経のしくみ

交感神経と副交感神経の働き、および自律神経のバランスを保つことがいかに大切かについて説明します。

交感神経と副交感神経のバランス

自律神経には交感神経と副交感神経という二つの対照的な神経があり、互いにバランスを取りながら機能しています。

交感神経の働き

交感神経は、緊張、興奮、労働、運動、闘争、恐怖感、危機感などの場面で優位に働くとされ、仕事をしているときや、運動をしているときなど、日中の活動時には主として交感神経が働いています。
交感神経は、血液がたくさん循環するように血圧を上昇させたり、心臓の鼓動を速くしたりします。こうした働きによって脳と体は、より動かしやすくなるのです。
交感神経は、「闘争と逃走の神経」とも呼ばれています。闘争または逃走時には、交感神経が活発に働き、体が緊張して鼓動が速くなったり、相手をよく見るために瞳孔を散大させたりという体の反応が起こるからです。

副交感神経の働き

副交感神経は、リラックスした時や休息時、睡眠時などに優位に働いています。太陽が沈む夕方頃から働きが活発になり始め、その働きは睡眠時にピークに至ると言われます。夜になると眠くなるのは、副交感神経の働きが優位になることによるものです。
また、副交感神経は体を修復する役割も担っています。日中の疲れや、体に受けたダメージを睡眠中に修復し、翌朝までに元気な状態に戻してくれるのです。
副交感神経が優位に働くと、血管は広がり、栄養や酸素が体の隅々まで運ばれます。また、老廃物や疲労物質がスムーズに排出され、内臓は活発に動き、新陳代謝も盛んになるのです。

交感神経と副交感神経のバランスが乱れると自律神経失調症を発症する

交感神経と副交感神経は、同レベルで働くことはできません。交感神経が優位に働いているときは副交感神経の働きは抑制され、副交感神経が優位に働いているときは交感神経の働きが抑制されています。この二つの神経がうまくバランスをとりながら機能することで、心身の健康は保たれているのです。
しかし、ストレスがかかっている状態が続くと、常に交感神経が優位に働くようになります。交感神経が優位に働き続けると、副交感神経の働きは抑えられ続けるので、心身ともに休息できない状態になってしまいます。こうして、交感神経と副交感神経のバランスの乱れが生じ、自律神経失調症を発症してしまうわけです。

頭痛・肩こり

頭痛や肩こりは、自律神経失調症では頻繁に見られる症状です。頭痛や肩こりが起こるしくみと改善策について説明します。

自律神経の乱れによる頭痛症状

自律神経失調症によって、頭痛や肩こりなどの症状が起こることがよくあります。
頭痛には、緊張型頭痛、片頭痛、および群発頭痛があります。
緊張型頭痛と片頭痛は、いずれも緊張やストレスにより交感神経の働きが優位になることによって引き起こされます。

緊張型頭痛
ほとんどの頭痛がこのタイプです。緊張型頭痛は、血流が悪くなり、首や頭の筋肉が緊張することによって引き起こされます。精神的なストレスや、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を保ち続けることなども要因になります。
片頭痛
片頭痛の原因は明確にはわかっていませんが、ストレスや過労などによって頭蓋骨内の血管が広がり、炎症を起こすことによって生じると考えられています。女性に多くみられることから、女性ホルモンが関与しているとする説もあります。
群発頭痛
群発頭痛は、発生頻度は少ないものの、激しい痛みを伴います。群発頭痛は、目の後ろを通っている内頸動脈という血管が拡張し、炎症が起こるために起こると推測されていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

肩こりと自律神経失調症

デスクワークやスマートフォンの長時間にわたる使用などで猫背や前傾姿勢が続くと、本来ならS字カーブを描いている頸椎がまっすぐになってしまいます。すると、首や肩の筋肉に負荷がかかって血流が悪くなり、肩こりを招くのです。
また、緊張型頭痛と同様にストレスによっても血行が悪くなって、肩こりが生じます。さらに脊髄の一番上に位置する頸髄には交感神経が存在しているため、肩こりなどによって血流が悪くなると自律神経のバランスを崩すという悪循環を招いてしまいます。

頭痛・肩こりの改善法

緊張型頭痛や肩こりの場合は、首や肩を温めたり、マッサージを行ったりして血流を改善し、筋肉の緊張を緩めます。蒸しタオルを用いて首や肩を温めたり、首の筋を伸ばしたり、首を回したりすると良いでしょう。また、同じ姿勢が続かないよう、休息を取って、適度に運動をはさむようにしましょう。
片頭痛の場合、運動や入浴、マッサージは血管を広げてしまうので好ましくありません。痛む部分を冷やし、静かな環境に身をおいて、心身をゆっくりと休息させましょう。

しびれ

自律神経失調症の症状として、手足などにしびれが出る場合があります。なぜ自律神経失調症によって、しびれが起こるのでしょうか。

自律神経失調症によってしびれが起こるわけ

自律神経失調症の症状の一つに、手足をはじめとする、体全体にわたるしびれがあります。関節や筋肉に何かしらの障害を受けて生じるしびれの場合ですと、多くは片手や片足など体の片方だけがしびれるのですが、自律神経失調症では、顔全体、背中、両手両足など、体全体にわたるしびれが生じがちです。
自律神経失調症によるしびれは、血流が悪くなることによって起こります。自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位な状態になると、血管が収縮して血流が悪くなります。
血液には、全身に酸素やブドウ糖などを運ぶ役割がありますから、血液の流れが悪くなると酸素が不足したり、低血糖になったりして、手足や体全体のしびれが起こってしまうのです。
また、ストレスによって筋肉が緊張することでも、血流は悪くなります。こわばった筋肉が、血液の流れを圧迫し、滞らせてしまうからです。すると、神経に行く酸素が不足を来たして、しびれが生じるのです。

しびれの解消・改善法

自律神経失調症による手足や全身にわたるしびれを改善するには、交感神経の働きを抑えることが大切で、それには体を温めるのが一番です。体を温めることで血流が改善し、全身に酸素がしっかり行き渡るようになります。
しびれがある部位はもちろん、首、手、足、お腹などを温めると、副交感神経の働きが活発になります。お風呂に入った時に、シャワーを当てたり、蒸しタオルやカイロなどで温めたりするのも良いでしょう。ストレッチングやマッサージ、適度な運動なども、全身の筋肉をほぐすので、お勧めです。

不眠症

不眠症も、自律神経の乱れによって起こりがちな症状です。自律神経の失調でなぜ不眠症が起こるのか、また不眠症を解消する方法について説明します。

不眠症は自律神経の乱れによって起こる症状の代表

不眠症も自律神経失調症の症状の一つとしてよく知られます。不眠症には、下表のように「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟睡障害」などの種類があります。
自律神経失調症による不眠症は、ストレスによって交感神経の働きが優位になっていることが原因です。体が休んでいるときやリラックスしているときには、通常は副交感間神経が優位に働きます。睡眠中も本来なら、副交感神経が優位になってしかるべきなのですが、ストレスによって交感神経の働きが活発になっていると、副交感神経がしっかり働けず、そのために眠れない状態に陥ってしまうのです。

入眠障害
布団に入っても、なかなか寝つけないタイプです(30分~1時間以上)。
中途覚醒
眠りにはつけるものの、途中で目が覚めてしまうタイプです。目が覚めてもまたすぐに眠れたり、夜中にトイレで目が覚めたりするのは、この中途覚醒には入りません。
早朝覚醒
本来の起きる時間よりも、2~3時間も早く目が覚めてしまうタイプです。一度目が覚めると、再び寝入ろうとしても、眠りにつけません。
熟睡障害
睡眠時間は十分なのに、眠りが浅くて熟睡感が得られないタイプです。睡眠時間が十分なだけに、本人も周囲からも不眠症とは気づかれないことが少なくありません。

自律神経失調症による不眠症の改善法

自律神経の乱れによる不眠症を改善するには、交感神経の興奮を抑えて、副交感神経を優位に働かせることが大切です。
具体的には、まず昼間に興奮し過ぎないことが大切です。自律神経失調症の人は、いったん交感神経が興奮状態に入ると、それが収まるまでに時間がかかってしまいます。そのため、昼間に興奮すると、夜になっても興奮が収まらず、ひいてはなかなか眠りにつけないという状態になります。
ストレスには、できるだけうまく対処し、まともに受けないようにしましょう。仕事に集中し過ぎるのもよくありませんので、ほどほどにしておきます。カフェインも心身を興奮させてしまうので、コーヒーやお茶の摂取も控えめにしましょう。 眠るための準備も大切です。交感神経の働きを抑え、眠るための準備をしっかり整えましょう。それにはまず、就寝3時間前になったら、テレビ、パソコン、携帯電話、スマートフォンなどの使用は控えます。これらの光は脳を刺激し、頭を覚醒させてしまうからです。部屋の照明は白系よりも、オレンジ系にしましょう。間接照明もお勧めです。
そして、寝る1時間くらい前に、38~40度くらいのぬるめのお風呂にゆっくりとつかります。こうすることで、副交感神経の働きが高まります。
朝はなるべく早起きをして、陽光をたっぷり浴びてください。太陽の光を浴びることで、脳内神経伝達物質であるセロトニンの働きが活性化されます。セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、このセロトニンが不足すると、不眠症やうつ病になりやすいと言われます。セロトニンを増やせば、不眠の改善につながります。

生理痛・生理不順

自律神経の働きが乱れると、女性ホルモンのバランスも崩れ、生理不順や生理痛を招きやすくなります。

自律神経失調症による生理痛・生理不順

自律神経をコントロールしているのは、大脳の視床下部という部分です。視床下部のすぐ下には脳下垂体があり、この脳下垂体は女性ホルモン分泌の指令を出しています。
女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。卵胞ホルモンは、女性らしさをつくるホルモンで、月経を起こしたり子宮に作用して妊娠に備えた身体づくりをしたりします。黄体ホルモンは妊娠を助けるホルモンで、受精卵が子宮内膜に着床しやすくしたり、妊娠を継続させたりする働きがあります。
視床下部は、脳下垂体をもコントロールしていますが、反対に視床下部が脳下垂体の影響を受けることもあります。そのため、自律神経が乱れると女性ホルモンのバランスが崩れることがあり、女性ホルモンのバランスが崩れると自律神経がその影響を受け、自律神経失調症になる場合もあるのです。

自律神経の乱れが女性に多いわけ

自律神経失調症は、男性よりも女性に発症が多いと言われます。それは、女性ホルモンの影響によるものと考えられています。
自律神経が乱れて血流が悪くなり、冷えを招くと、骨盤内に鬱血が生じます。すると子宮が冷え、固くなってしまうので、生理痛や生理不順を起こしやすくなるのです。

生理痛・生理不順の改善法

生理痛や生理不順のつらい症状を軽減するには、お腹や腰、足などを冷やさないようにすることが大切です。生理痛の時は、お腹や腰にカイロを貼ったり、腹巻やレッグウォーマーなどで温めたりすると、痛みは随分やわらぎます。
自律神経の乱れによって生じる生理痛・生理不順を根本的に改善するには、自律神経のバランスを整える必要があります。自律神経失調症は、交感神経の働きが優位になることで起こることが多いので、ストレスを軽減して心身をリラックスさせ、副交感神経優位の状態にもっていきましょう。

イライラ・感情の不安定

イライラしたり感情が不安定になったりするのも、自律神経失調症の主症状の一つです。

自律神経の乱れが原因で起こるイライラ

些細なことでイライラしたり、感情が不安定になったりするのは、自律神経失調症に特徴的な症状です。神経が過敏になって、ちょっとしたことで腹が立ったり、落ち込んだりします。心身ともに健康な人でも、その日の気分によってはイライラしたり落ち込んだりすることはあります。しかし、イライラが長引いたり、些細なことで落ち込んだりすることが増えて、不眠、頭痛、微熱、便秘、下痢などの症状が伴うようなら、自律神経失調症が疑われます。

イライラの原因は交感神経の働き

自律神経失調症は、多くの場合、交感神経が過度に優位になることで起こります。 交感神経が優位になると、アドレナリンというホルモンの分泌が活発になり、血圧が上昇し、心拍数も増加して興奮状態になります。すると、外からの刺激に敏感になるので、イライラしたり、感情が不安定になったりします。 また、脳は普段なら、理性や判断を司る大脳新皮質が、感情を司る大脳辺縁系を抑制していますが、交感神経の働きが優位になると、大脳辺縁系のほうの働きが中心になり、大脳新皮質がイライラなどの感情を抑制することができなくなるため、感情が不安定になると考えられています。

自律神経失調症によるイライラや落ち込みの改善法

感情が不安定になって、イライラするのを改善するには、まずは休息して疲れを取り除くことが大切です。ゆっくりお風呂に入るのもいいですし、マッサージやストレッチングなど、心と体が気持ちいいと感じられることを取り入れるのも効果的です。ウォーキングなどの軽い運動をしたり、甘いものなど好きなものを食べたりするのもお勧めです。
イライラしてどうしようもないときには、とにかく深呼吸をしましょう。鼻から息をゆっくり吸って、ゆっくり口から吐き出します。これを1分間も繰り返せば、少し落ち着いてくるはずです。

ひどく落ち込んだ時

ひどく落ち込んだときは、無理に元気になろうとせず、思い切り落ち込んでしまうのも一つの手です。落ち込んでいること、不安に思っていることを紙に書き出してみるのも良いでしょう。ストレスや不安を目に見える形で表現すると、自身を客観視することができ、「なんだ、こんなことで落ち込んでいたのか」と思えることもあります。落ち込めるだけ落ち込めば、後は上がるだけですので、自然に気持ちも上向きます。